最近注目されているメタボリックシンドローム。肥満や運動不足とガンの関係や、肝炎などのウイルスとガンの関係を知ってガン予防に役立てましょう。
※特に運動が大腸がんの予防になる!という事を覚えておいてください!!
--肥満とガン--
肥満が原因と考えられるガンの種類は
・食道腺癌(しょくどうせんがん)
・大腸がん
・女性の閉経後の乳がん
・子宮体がん
・腎臓ガン
があります。
このようなタイプのガンは日本人より肥満の多いアメリカ人に多く見られます。
日本人10万人の疫学調査では・・・
女性の肥満はガンにかかるリスクは乳がんなど一部のガンになるリスクは高まりますが、肥満で発生が少なくなるガンもありますので、平均すると肥満によるガンの発生リスクは高まりません。
男性の肥満の場合には、BMIが30を超えるとガンの発生リスクが少し上がってきますが、BMIが21以下の痩せすぎの人の方が発生リスクが高まるというデータがあります。
※がん予防には、太りすぎず&痩せすぎず、という事が大切です!!
--運動とガン--
2003年WHO(世界保健機関)が食事とガンの関係について調査した結果、
『運動こそが唯一ガンの予防要因として確実である』
と判定して報告しています。
運動で予防効果の高いガンは・・・
・結腸がんがあります。
結腸癌は、大腸に発生した悪性腫瘍の総称で大腸癌とも呼ばれます。
運動をすると、インシュリンを使わずに血中濃度が下がりますので、このことが結腸癌の予防になるとかんがえられています。さらに、運動によって腸が活発に動き、腸内の発がん物質の排出が促進され、がん予防の効果があると考えられています。
WHO(世界保健機関)が提唱している適度な運動量は
・1日の合計運動量が1時間(この運動は歩く程度の運動です)
・週1回汗を流す程度の運動
適度な運動は、がん予防ばかりでなくメタボリックシンドローム予防にも有効です。
--ウイルスとガン--
[肝臓ガン]
ウイルスが原因のガンの代表として肝臓がんがあります。肝臓ガンの9割はウイルスが原因でB型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルスなどがあります。
肝炎のウイルス感染は自覚していない人も多いので、血液検査をして肝炎ウイルス感染の有無を知ることが大切です。
特にC型肝炎ウイルスに感染している場合、現在は治療法が確立されていて、治療することで肝臓ガンにかかるリスクを下げることができます。
※ウイルス検査は保健所でできます(無料でできる所もあります)
[子宮頸がん]
女性の子宮頸がんはヒューマン・パピロマ・ウイルス(HPV)というウイルスによって引き起こされると考えられ、これは性交渉で感染します。このウイルスに対してはワクチンが開発されています。
[ピロリ菌]
ピロリ菌は40−50代の8割の人が感染していると考えられます。しかしそのうちのほとんどは胃ガンにはなりません。ピロリ菌の除菌には薬を使いますが副作用もありますので胃ガン予防には、飲酒や塩分の高い食事などに気を使ったほうがよさそうです。
