人は誰でも、緊張したり不安になったりします。
しかし私たちは「不安や緊張」があるとその「不安や緊張」に対して準備(防御)して集中力をたかめ生命を守ることができますので「不安や緊張」は生きてゆくために必要なものであるといえます。
適度な不安や緊張ならよいのですが、それをいつも強い状態で感じ続けているとさまざまな不安症や不安障害となってあらわれてきます。
現代は昔に比べるとストレスが多い社会環境になり「不安症」にかかる人も多くなる傾向にあります。「不安症」とはどのようなものなのでしょうか?
--パニック障害--
パニック障害は思いがけない時に自律神経のバランスが崩れ「パニック発作」がおこります。
・急に動悸が激しくなる
・息苦しくなる
・手がしびれる
・体が震える
・頭の中が真っ白になる
これらの発作は通勤中や仕事中などばかりでなく、寝ているときなどリラックスしている時でも急に起こります。
動悸が激しくなると心臓病などを心配して、手がしびれたら何か悪い病気なのか?と心配して、その心配や不安が気になって頭の中が真っ白になり仕事や行動がうまく行かなくなるようになります。
パニック障害は単に気持ちの問題ではなく脳の中で変化が起き、その変化が心や体に影響を与えると考えられています。
--特定の恐怖症--
高いところや狭いところなど、また犬に対する恐怖症など、特定の場所や場面で不安や恐怖を感じる時に見られます。
これらは過去の経験から恐怖を感じる場合と本能的に恐怖を感じる場合があります。
例えばヘビに対する恐怖は本能的なものであると考えられ
ヘビ=毒がある=咬まれる
などで恐怖を感じます。
他にも、
高いところでは「落ちる」という恐怖。
狭いところでは「押しつぶされる」
血を見ると失神を起こしてしまう
などの身の危険を感じる時にも恐怖を感じます。
特定の恐怖症はこれらに対して強い恐怖感を感じてしまい、治療しないとずっと続く可能性があります。
