・肥満
・高血圧
・高脂血症
の生活習慣病も合わせて持っていて、合併症である脳卒中や心筋梗塞を防ぐには血糖値を下げるだけでは不十分であることがわかってきました。
--注意を向ける検査--
血糖値の他に
・血液中の脂質
・血圧
・肥満度
の検査に注意を向けることで動脈硬化などの予防に効果があることがわかっています。
逆に言うと、糖尿病とこれらの症状を合わせ持つ事は、脳梗塞や心筋梗塞になるリスクが高くなるといえます。
--治療の目標--
平成16年糖尿病学会が定めた診療ガイドラインによると心筋梗塞など心臓の病気を予防するため“高血圧”の予防が重視され、血圧の治療目標値は従来より厳しい基準になっています。
血圧の目標値
上:130未満
下: 80未満
となります。
--高血圧の改善--
高血圧は塩分の摂りすぎに注意しなければなりません。高血圧症の人の1日の塩分の摂取量は『7グラム』以下に抑える必要があります。
・また太り気味の人は、肥満の改善。
・運動不足の人は、適度な運動。
・アルコールを多く飲む人は量を減らす。
こういった取り組みにより高血圧が改善されます。
--高脂血症の改善--
高脂血症は血液中の脂分が多すぎる病気で、原因となる脂には
・中性脂肪
・コレステロール
の2種類の脂分があります。
コレステロールには、動脈硬化を悪化させる
・LDLコレステロール(悪玉コレステロール)
動脈硬化を防止させる
・HDLコレステロール(善玉コレステロール)
があり、LDLコレステロールが高いと動脈硬化が起こりやすくなります。血液中のコレステロール値でLDLコレステロールが高い場合には注意が必要です。
糖尿病治療ガイドラインでは糖尿病患者で高脂血症の場合、血液中の・LDLコレステロール(悪玉コレステロール)の目標値を
・120ミリグラム/デシリットル未満
さらに狭心症などが発症している場合には
・100ミリグラム/デシリットル未満
と定めています。
--悪玉コレステロール、3つの改善--
LDLコレステロール(悪玉コレステロール)の食事療法として
1)1日のコレステロールを0.3グラム以下に抑えます。コレステロールを多く含む食品に“卵”があります。卵の黄身は1日に1/2個にする必要があります。
2)肉を少なくして魚を多く摂りましょう
3)食物繊維の多い“野菜”を多く摂りましょう
他に適度な運動(ウオーキングなど)はHDLコレステロール(善玉コレステロール)を増やし中性脂肪を減らします。食事療法と合わせて行うことで効果は倍増します。
--動脈硬化の改善--
糖尿病患者で動脈硬化もある方は、ここで述べた
・食事療法
・運動療法
に加え、何にも増して《禁煙》を強くおすすめします。
動脈硬化を発症していなくても糖尿病になるような生活習慣+タバコはいずれいろいろな害を体に与えます。意思の力で止められない場合は禁煙治療も一緒に受けましょう。
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