[心配な熱とそうでない熱]
子供はよく熱を出します。特に夜に急な発熱があった時などはとても心配になります。
ただひとくちに熱といっても状況はさまざまで、熱が高いからといって重い病気で、少しの熱だから心配ないというものではありません。
・心配な熱
膀胱炎や尿路感染などの細菌感染の場合には微熱が続きます。微熱だからと放っておくと感染が広がり重い病気になりかねません。
・比較的心配のない熱
ウイルス感染などの場合には急に高熱が出ます。しかしこのタイプの発熱は自然に治ってしまいます。
[子供の抵抗力]
初めての集団生活である、幼稚園、保育園などでは、様々な感染症にかかり入園後最初の1年で10回程度熱をだします。
しかし年を追うごとに5回、3回と熱を出す回数が減ってきます。
子供が熱を出すという事は、成長と共に病気を乗り越えて行く過程であるともいえます。
[赤ちゃんの発熱]
初めての子供の場合は熱がでるととても心配になります。
赤ちゃんに多い急な発熱は【突発性発疹】という病気で40度くらいの熱がでます。また1歳になるまでは風邪などでよく熱を出します。
熱を見るポイントは
・咳がでる
-ウイルスや細菌などの感染症が主な原因で寒い時期に良く見られますので周りで流行っている病気を知っておくことが安心材料になります。
-風邪の咳は普通の咳で痰が出るような咳ではありません。
-高熱が出て、痰の出る咳をしていて、しかも体全体が辛そうな状態は肺炎を疑います
-喘息の場合は熱がなく『ヒューヒュー ゼイゼイ』という息をします。喘息は原因を特定してそれに対応した治療が必要です。
・下痢をする
-ウイルスによるものが多く季節的要因が影響します。
病院に行く前は
・いつごろから
・どのような症状があるのか
・他の症状があるか
・体温と熱の出方
などできるだけ詳しく観察した状況を説明すると良い診断の手助けになります。