漢方における養生の知恵(暮らし方について)
スポンサードリンク[2000年以上前からある養生の知恵!]
中国では2200年ほど前には、さまざまな養生法について書かれた本が存在しています。
漢方では、薬を処方するばかりでなく、食生活や生活の指導も合わせて行います。
[漢方における養生とは?]
漢方では病気を
・外的要因(暑さや寒さ、湿気など)
・内的要因(感情やストレス)
・不内外因(生活や食事、労働、飲酒、喫煙など)
これらが組み合わさって病気になると考えます。
・外的要因として
-例えば夏には、冷房や飲み物で体を過度に冷やすのは良くありませんし、季節の変わり目の寒暖の差が大きな時にも風邪に注意したり、冬の乾燥した時期には皮膚の乾燥など・・・
・内的要因として
-漢方では体と心は切り離せないものであるという考え方に基づいています。例えば『喜怒哀楽』の感情は病気になったり、その逆に治したりもします。ストレスによってアレルギー性の病気である花粉症やぜんそく、他にも神経性胃炎や胃潰瘍、過敏性腸症候群などがあります。このような病気になった時は気の巡りを良くしなければいけません。
・不内外因として
-生活の養生として食生活があります。腹八分や腹半分が良いとされ、また酒は人肌程度で食後に飲むのが良いとされてます。
[漢方医からのアドバイス]
漢方を受診される女性の7割程度は冷え性があり、注意しなければいけないことに『食べ物』があります。
特に生もの
・生野菜・果物・刺身・寿司・漬物
などは体を冷やす作用があるので冷え性のある人は夏でもその様な食べ物は控えることが大事です。
また過度な冷暖房は人間の体温調節機能を低下させ自律神経の働きも弱くなり暑さや寒さに対する抵抗力が落ちてしまいます。特に女性は男性よりも弱めの冷房にする必要があります。
『お風呂の入り方』としては熱いお湯に入ると体の芯まで温まる前に熱くて出てしまいますので、ぬるめのお湯の半身浴で体の抹消までじっくり温めるように心がけてください。
また湯冷めを防ぐためには、お風呂場で冷たいタオルを絞ったもので水分を拭いてから出て、バスタオルなど乾いたタオルで拭くと毛穴も締まって湯冷めしにくくなります。
[漢方での治療]
漢方の薬や治療の処方は一人ひとり異なります。
風邪をひいた時は、暖かくしますが薬も温かい状態で飲むようにします。、風邪の時に飲む『葛根湯 (かっこんとう)』などは暖かい状態で飲む(温服)と良く効きます。
いくら良い薬を飲んでも、生活が不規則だったり運動不足、飲みすぎ食べすぎのように体に良くない生活を送っていては病気は良くなりません。
養生と未病と漢方の知恵が私たちの心身の健康を守ります。
posted by kenco at 20:47
| 漢方における未病と養生の知恵