“血と水”(けつとすい)の異常を見る

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[血(けつ)とは]


血とは字の通り血液のことで血流(血行)が悪い場合や貧血状態が続くと体は何らかのサインを発します。

血虚(けっきょ)=血液が足りない
 -血虚(けっきょ)になると

・顔色が悪い
・皮膚や粘膜の乾燥(冬には乾燥肌でかゆくなる)
・あかぎれやかかとのひび割れ
・抜け毛
・爪が割れやすい
・目が疲れやすい(ドライアイ)
・足がつる(中高年に多い夜中に足がつる)

などが見られます。

oketsu.gif(おけつ)=血流が滞る
 -oketsu.gif(おけつ)になると

・目の下のクマ
・シミ
・二の腕の肌荒れ
・唇や歯茎の色が紫色っぽい(舌に紫色の点々がある)
・下肢の静脈瘤や毛細血管が紫色のくもの巣状態に見える
・痔
・月経痛や月経異常がある
・肩こり

などの症状が見られます。血液がどろどろで流れが滞っていてもCTやエコーでは異常は見られません。しかしながら下腹部を触診すると抵抗や圧が見られ(特に月経前、中などの女性)漢方では『血(おけつ)=血流が滞る』ととらえています。

漢方での治療として血流を良くする生薬などを体の出すサインや体力などに応じて使い分けてゆきます。さらに気の流れも良くして血流も良くするような処方をします。



[水(すい)の異常について]


水(すい)とは血液以外の水分で、リンパ液、唾液、尿、汗、痰、鼻水などの水分を言いこれらが過不足すると体のどこかにサインとして現れてきます。

水毒(すいどく)水滞(すいたい)とよばれる状態になると

・むくみ
・めまい
・嘔吐
・下痢
・尿や汗の多少
・関節の腫れ
・胃から“ちゃぽちゃぽ”音がする
・歯型が舌についている(舌がむくんでいる)

漢方ではこれらの症状があると胃腸などの水はけを良くする薬を処方してゆきます。
西洋医学では『利尿剤』がありますが漢方で使うのは『利水剤(りすいざい)』を使います。
利水剤(りすいざい)は体内の余分な水分のみを出し、逆に水分の足らない人には「体内に水分をとどめる」という優れた働きがあります。

水だけでなく血流が悪ければ両方に効く薬を使います。女性には『oketsu.gif(おけつ)=血流が滞る』の薬と水毒の薬の両方が良く使われています。



[日常生活で気をつけることとは?]


血や水を正常な状態に保つには【冷え】ないようにすることが大切です。冷えると血流やリンパなどの水分の流れも滞りますので運動などをして体を温め血流を活発にしてやることが大切です。


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タグ:抜け毛 漢方
posted by kenco at 17:15 | 漢方における未病と養生の知恵